こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のサラリーマン投資家です。
今回は、全新卒 or 現役大学生に向けて、会社に入ったらぜひ社宅・寮をフル活用せよ!という内容の記事です。
ぼくは先日、入社4年目で総資産700万円を達成しました。
ぼくは特別高給取りなわけでもありませんし、生活を切り詰めてまで節約しているわけでもありません。
ただ一つ自信を持って言えるのは、大きい固定費を極限まで削減してきたということです。
その中でも最も大きなウェートを占める、「住居費」について今回はスポットライトを当てていこうと思います。
今から入社して資産形成をする人・これから資産形成を始める人にとって、十分再現性のある内容になっていると思いますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
この記事はこんな人におすすめ
- これから入社する新卒サラリーマン or 大学生
- これから資産形成を頑張りたい社会人
- 固定費をできるだけ抑えて生活したい人
それではさっそく見ていきましょう!
【全新卒サラリーマンに捧ぐ】社宅・寮フル活用資産形成術のススメ
なぜ住居費を見直すの?
数ある固定費の中でも、特に住居費を見直す必要があるのはどうして?
住居費は家計の中でも大きなウェートを占める固定費だからだよ。
数ある固定費の中でも、特に住居費について考える必要があるのはどうしてでしょうか?
それは、住居費が家計の中で最も大きなウェートを占める固定費だからです。
こちらのグラフをご覧ください。
ライフルホームズが実施したアンケートによると、年収別で異なりますが、平均して家計の2~3割程度を家賃に費やしているようです。
自分の給料の2~3割というのは、支出の中でもかなりの割合を占めています。
例えば、手取りが20万円の人は、毎月の給料から4~6万円ほど支払っていることになりますね。
「固定費削減は大きいところから始める」というのが節約の鉄則ですので、住居費から見直すのはかなり妥当な選択だと思います。
住居費の見直しは家計改善の鉄板!
住居費の削減は家計にどのくらいの効果がある?
それでは、具体的に住居費の見直しは家計改善にどれだけ効果的なのでしょうか?
ぼくのリアルな資産額700万円を例にして、具体的に見ていきましょう!
まずはぼくが700万円を達成するために過ごしていた住環境からお伝えしましょう。
- 会社の社宅を約4年間利用
- 家賃は水道・電気代込みで月15,000円程度
- 場所は関東圏
家賃などの条件は申し分ないね…!
築年数も浅く、室内の設備についても不満はないよ!
このように羅列してみると、改めてかなりいい条件で社宅を利用できているなと思います。
特に関東圏で家賃が15,000円というのは破格だと思います。
首都圏などでは家賃8万円程度が相場になるので…
そんなこんなで、住環境については特に不自由することなく、総資産700万円を達成することができました。
あらためて振り返ってみても、家賃が資産形成に与えていた影響はかなり大きいなと感じます。
そこで今度は、「もしぼくが社宅を利用していなかったら」という状況をシミュレーションしてみましょう。
条件はこのようになります。
- 社宅には住まず、一般的な賃貸に住むと仮定
- 家賃は+50,000円の65,000円、+70,000円の85,000円の2パターンを想定
- 現在の資産状況と比較してみる
どんな結果になるかな…?
結果はこのようになりました!
・社宅の場合(実際)→7,003,004円
・家賃65,000円の場合→5,353,004円
・家賃85,000円の場合→4,693,004円
結構違いが出たね!
ぼくが仮に家賃85,000円のところに新卒から住んでいた場合、資産は470万円程度しかたまっていなかったことになります。
その差はなんと230万円!
グラフをよく見てみると、最初の差こそ小さいものの、年がたつにつれてどんどんと差が広がっていることがわかります。
特に2019年12月あたりの状態を見てみるとその差は歴然ですね。
このように、社宅に入らずにそれなりの家賃のところに住んでいたら4年目で700万円達成は夢のまた夢でした。
改めて固定費の持つ力の大きさを感じます。
今回お見せしたグラフから、社宅・寮の持つ資産形成パワーを少しでも感じ取っていただけたかと思います。
社宅・寮をうまく活用するには?
社宅・寮が資産形成に適していることはよくわかったよ!
でも、自分にどうやって活用していったらいいかな?
そのあたりのポイントについても解説していくよ!
資産形成に社宅・寮がどれだけ効果的かお分かりいただけたと思います。
そこで今度は、では実際にどうすればそのような好環境を手に入れることができるかについて解説していきます。
社宅・寮を福利厚生として提供している会社を選ぶ
そもそも論にはなりますが、まずは社宅・寮を福利厚生として提供してる会社を選びましょう。
そもそも会社として社宅・寮を提供していなければ、それらを活用することはできません。
福利厚生の充実度を調べるためには、実際に社員の声を聴くのが一番です。
世の中には社員の口コミを集めた便利なサイトがいくつかありますので、それらをご紹介しましょう。
今回は「OpenWork」というサイトと、「キャリコネ」というサイトをご紹介します。
特に会社のホワイト度を測るためには、「キャリコネ」のほうがおすすめです。
トヨタ自動車のページを例に見てみましょう。
キャリコネにはこのように、各企業のホワイト度・ブラック度を社員目線で評価した項目があります。
ここをクリックすると、実際にその企業がホワイトかブラックか、
- 労働時間の満足度
- ストレス度の低さ
- 給与の満足度
などの項目から詳細に調べることができます。
また、無料の会員登録をすれば、社員のリアルな口コミを見ることもでき、具体的にどのような福利厚生制度を利用できるのかも調べることができます。
ざっくりと自分が入社する会社にどのような福利厚生があるのかを知ることができるので、まずはこのようなサイトを利用してベースとなる情報を収集しましょう。
社員のリアルな声は大事!
知り合いのOB・OGに聞く
次に有効な方法が、知り合いのOB・OGに聞くという方法です。
福利厚生というトピックの性質上、もしかしたら面接など採用のフローの中では聞きにくいかもしれません。
そんなときに知り合いのOB・OGがいれば、福利厚生について気兼ねなく聞くことができます。
また、ネットに公開されている情報よりも信頼性が高いというのも大きなメリットでしょう。
大学によっては、事務局がOB・OGを紹介してくれたり、あっせんしてくれたりする制度がありますので、そこも活用しておくとさらに安心です。
入社後配布される福利厚生についてのパンフレット類を読みこむ
最後に大事なことが、入社後配布される福利厚生についてのパンフレット類をくまなく読みこむことです。
せっかく制度として整っている会社に入社したとしても、その制度を自分が活用しなければ意味がありません。
会社はぼくたちのおもりをするための組織ではありませんから、自分から福利厚生について調べ、手を挙げなければそれを利用させてくれることはありません。
どの会社も入社時に福利厚生についての情報を与えてくれるはずですから、そのパンフレット類をくまなく読みましょう。
社宅・寮以外にも、意外なところで優遇制度が受けられたりするので、ぼくは入社してすぐのころは暇があればパンフレットを読んでいました。
新入社員の方以外も、意外と知らなかった福利厚生制度を見つけることができるかもしれませんので、福利厚生制度については定期的に調べるようにしましょう。
情報をしっかりキャッチしていこうね!
まとめ
これまでの内容をまとめていくよ!
- 固定費の削減は「住居費の見直し」から始めよう!
- 特に「社宅・寮の活用」が長期の資産形成にはキモ!
- 寮を使っていなければ、4年で240万円の差が出ていた!
- さまざまなサイトや情報源を活用し、福利厚生を使い倒そう!
会社の福利厚生制度は、ぼくたち一般サラリーマンに与えられた「数少ない権利」です。
長期で資産形成をしていくためには、これらの情報に敏感になり、福利厚生制度を余すことなく活用していくことが必要です。
これから新卒で入社する方も、今バリバリ働いている現役サラリーマンの方も、もう一度会社の制度を見直し、福利厚生をフル活用していきましょう!
それでは、らくーんでした。また!