「貧乏FIRE」が羨ましく感じないたった1つの理由

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貧乏でもいいからFIREしたい!とにかくFIRE!!

今回はこんな人に読んでほしい記事です。

目次

貧乏FIREが羨ましくない理由

ネット上には少ない資産でFIREした人たちがたくさんいます。

  • 資産1,000万円でFIRE
  • 資産900万円でFIRE
  • 中には資産400万円でFIREした猛者も…

たくさんお金を貯めなくても労働から逃げ出してしまえるのはとても魅力的です。

だけどぼくには彼らはまったく羨ましく見えません。

なぜか?

理由はたった1つです。

貧乏FIREは「時間」と引き換えにいろんなものを諦めているから

です。

低資産FIRE民が諦めているもの①:結婚と家族

貧乏FIREをした人に共通していることは、自由と時間を手に入れるために何かを犠牲にしていることです。

では具体的に彼らは何を諦めているのか。

まず1つ大きなものが結婚と家族です。

貧乏FIREには絶対的なルールがあります。それが

稼ぎ以上は支出しない

ということ。

低資産でFIREした場合、資産からの利回りで得られる収入はわずかなものです。

1,000万円でFIREしたとしても、利回りだけでは年間わずか40万円しか使えません。※4%ルールで計算

じゃあ生きていくためにはどうするのか?

ごくごくわずかな生活費で生活していく必要があります。

ぼくが見ているブロガーさんは平気で月2-3万で生活をしています。

これは、別に生涯一人暮らしをするつもりなら問題ありません。

しかし、将来結婚をするつもりならかなりキツい。

  • 相手に月2-3万円生活を強いるのか?
  • 家族ができても低支出を続けられるか?
  • そもそも貧乏FIREに理解してくれるパートナーは見つかるのか?

貧乏FIREはこれら目の逸らしようのない現実と向き合う必要があります。

そもそも低資産でFIREをした人を見ると、最初から結婚を諦めている様子です。

本当に余計なお世話かもしれませんが、それでいいのか?

FIREして2-3年ぐらいはそれでもいいかもしれない。

「やっと自由が手に入った!」「もう誰にも邪魔されない」

苦労の先に掴んだ自由の味は格別でしょう。

しかし5年後、知り合いは結婚しているかもしれない。10年後、知り合いは子供を産んでいるかもしれない。20年後、知り合いは家族に囲まれているかもしれない。

周りだけがライフステージを一段ずつ上がっていく中で、自分だけは社会から隔絶され取り残される。

この感覚に本当に耐えられるのか?

橘玲さんの著書「幸福の資源論」ではこのように語られています。

 金融資産や人的資本に比べて社会資本はより漠然としているが、幸福を考えるうえでいちばん重要だ。なぜなら、徹底的に社会的な動物であるヒトは、共同体の仲間から評価されたときに幸福感を感じるように進化の過程でプログラムされているからだ。すなわち、「幸福は社会資本からしか得られない」。

橘玲「幸福の資源論」より

人間は社会的な生き物です。かなしいかな、他人との関係の中でしか自分の役割を見いだせません。

社会的なつながりがなきゃ、幸福も感じづらいのです。

「自由がほしい」という欲求だけで、社会資本を諦めてしまうのはあまりにももったいないです。

低資産FIRE民が諦めているもの②:健康的な食生活

低資産FIRE民が諦めているもう一つの大きなもの、それは「健康的な食生活」です。

低資産FIRE民の食生活はかなり質素です。

月2-3万円で生活するとなると、当然食費も極限まで切り詰めなきゃなりません。

多くの低資産FIRE民は十分なカロリーとタンパク質がとれていないようです。

「身体が資本」という言葉もあるとおり、健康な肉体はまさに資産そのもの。

ご飯とみそ汁のみ、タンパク質はほとんどない食事で、果たして健康な身体は維持できるのだろうか?

もちろん若いうちはなんてことありません。

食事のバランスなんて気にしなくても大丈夫だし、多少ムリもきく。

だけど40代、50代と歳を重ねるにつれ、健康的な食生活による身体のメンテナンスは欠かせなくなります。

「今の自由」だけに囚われすぎると、数十年後に大きな代償を払うことになるかもしれません。

情報収集は「正常性バイアス」を込みで考える

ぼくは貧乏FIREしたいとは思いませんが、低資産でFIREをした彼らのことは本当に尊敬してます。

行動力もありますし、パイオニアとしていろんな情報をくれるのも心底ありがたいです。

だけど、彼らの情報を読み解くときには1つだけ注意しなければなりません。

それが正常性バイアスの存在です。

正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。

人間だれしも自分が正しいと思って生活しています。自分が誤っているなんて認めたくないですし、そんな現実受け入れたくありません。

「退職」という人生の大きな決断をしたFIRE民ならなお正常性バイアスは強く働くでしょう。

つまり、彼らが「FIREって微妙だよ」と発信することイコール自分の人生を否定することになってしまうのです。

FIREに肩入れしてしまうポジショントークが入ってしまうことは頭の片隅に置いて情報収集すべきです。

まとめ:低資産でのFIREはそんなにいいもんじゃない

「資産数百万でFIREできました!!」

ネット上のこんな情報はとても魅力的で、自分もすぐFIREしたくなってしまいます。

だけど、生活はすべて思い通りになるわけじゃない。

少ない資産でFIREするなら諦めなきゃいけないことも出てくる。

「それでも自分はFIREしたいか」「結婚や家族を半ば諦めてでも手に入れたいものか」

しっかり吟味する必要があると思います。進んだ時間は取り戻せないのだから。

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この記事を書いた人

20代のしがない大企業サラリーマン。
経済的自由を得るために投資&ブログを開始。
入社5年目で1,000万円貯めた節約術と
ビビり投資家のリアルなポートフォリオを公開中。
好きな食べ物はカレーライス。

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