今までさんざん否定してきた「ビットコイン」へ投資をした3つの理由

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こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のインデックス投資家です。

2021年に入り、ビットコインの価格上昇が止まりません。

2021年3月21日時点では、1BTC=624万円と少し落ち着きを取り戻していますが、一時は660万円超まで価格が暴騰しました。

ぼくはこれまでビットコイン投資には割と否定的だったのですが、先日約7万円を一括投資しました。

今回は、ビットコインに投資した理由を備忘録として記しておこうと思います。

この記事を読むと分かること

  • 凡人投資ブロガーらくーんが、ビットコインに投資した理由が分かる!

それではさっそく見ていきましょう!

目次

ビットコインに投資をした3つの理由

ぼくがビットコインへの投資を決めた理由は以下の3つです。

ビットコインへの投資を決めた理由
  • ブロックチェーン自体は革新的な技術だから
  • ビットコインが主要な決済手段になる可能性があるから
  • 投資金額の上限を決めておけば大やけどはしないから

もう少し詳しく知りたい!

それぞれについて、簡単に説明していくよ!

これだけではよくわからないと思いますので、順に説明していきます!

ブロックチェーン自体は革新的な技術だから

まず一つ目は、「ブロックチェーン自体は革新的な技術だから」です。

「ブロックチェーン」とは、ビットコインをはじめとした暗号通貨の信頼性や価値を担保してくれるシステムのことです。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは「分散型台帳技術」を指し、一箇所ではなく分散型のコンピュータネットワークに、取引の最初から最後までのすべての順序を記録するものです。

つまりものすごくざっくりというと、

国・銀行などの中央管理者が存在せず、ユーザー全員でそれぞれのデータを相互に監視し合う

というシステムです。

これにより、

  • システムがダウンしにくく、継続性が保たれる
  • システムに掛かるコストが少ない
  • 改ざんするのが困難で、セキュリティ性が高い

などのメリットが生まれます。

今までは、国家のみが通貨発行権を持ち、その数量を国がコントロールすることで価値を担保してきました。

しかし、ブロックチェーンの技術を用いれば、原則的には中央管理者は不要になります。

その意味で、「ブロックチェーン」という技術には今までにない革新性があります。

システム自体は画期的なんだね!

ビットコインが主要な決済手段になる可能性があるから

2つ目の理由は、「ビットコインが主要な決済手段になる可能性があるから」です。

ビットコインは、上述した「ブロックチェーン」という技術をベースにしているため、中央管理者がいらない通貨です。

つまり、国家というシステムが機能しなくなったとしても、価値は担保されることになります。

国家が機能しなくなるなんて、あり得るの?

可能性はかなり低いけど、0ではないと思うよ。

国家が機能しなくなるなんて、SF映画の見過ぎでしょ…

こんな風に思った方も多いかと思います。

実際、その可能性はかなり低いと思います。

しかし、考えられるリスクとして0ではないと思います。

事実、YoutubeやTwitterなどのプラットフォームの発展の中で、現代社会では「組織から個へ」パワーシフトが起きています。

個人が発信力を持ち、個人がビジネスを作れる時代。

個の力が今よりも加速度的に強くなれば、もしかすると国家という枠組みが必要なくなる未来がくるかもしれません。

ここまではかなりSFチックな話でしたが、実際起こりうる可能性としては、インフレ・政情不安なども挙げられると思います。

いずれにしても、

ブロックチェーンという技術にも少しだけ網目を張っておこう!

というのがぼくの考えであり、行動の根拠です。

投資金額の上限を決めておけば大やけどはしないから

3つ目の理由は、「投資金額の上限を決めておけば大やけどはしないから」です。

こんなに堂々と持論を展開してきましたが、実はぼく、

資産の1%弱(7万円)しかビットコインに投資をしていません。

しょぼっ!

というのも、

  • ビットコインはボラティリティが高い
  • 「投資」ではなく「投機」
  • ゼロになる可能性がある

ということを十分理解しているからです。

ぼくの投資の目的は、

20年という「時間のレバレッジ」と「複利パワー」を利用して2,000万円作る

なので、今すぐにお金持ちになる必要がまったくありません。

なので、あくまでメインの資産は期待リターンの高い「株式」になります。

ビットコインがメインの投資対象になることは100%ありません。

当分はこれ以上投資金額を増やすつもりもないです。

そもそもビビりのぼくには、こんな値動き耐えられない…

ビットコイン投資で認識しておきたいこと

そもそも、なんでビットコインには否定的だったの?

それにはいろんな理由があるよ。

そもそもぼくはビットコインをはじめとした暗号資産への投資には否定的でした。

その根拠として、暗号資産への投資で、ぼくが「しっかり認識しておきたい!」と思ったことを挙げていきます。

ビットコイン投資はマイナスサムゲーム

まず、「ビットコイン投資はマイナスサムゲーム」ということです。

ビットコインは「通貨」だから、為替と同じで付加価値は生み出さないんじゃないか?

というのがぼくの主張です。

もっと簡単に言うと、

勝っている人の裏には負けている人が必ずいるよね?

というお話です。

株式だって同じことだろ!

という人もいるかもしれません。

確かに株でも負ける人は一定数いますが、ゲーム全体としての利得合計を見ると、話は変わってきます。

ポイントは、投資というゲーム全体のパイを見ることです。

ゲーム全体のパイが大きくなっていけば、必然的に参加者が勝つ可能性は高くなります。

株式投資は、ゲームに参加するプレーヤーの利得合計(Sum:サム)がプラスになるので、プラスサムゲームといいます。

一方で、FXなどの為替取引は、プレーヤーの利得合計がゼロであるだけでなく、胴元(証券会社)に多額の手数料をもっていかれるので、利益合計がマイナスになります。

ちょっと込み入った話になってしまいましたが、要するに

長期投資をして報われるゲームかどうか?

というのが一番のポイントです。

歴史的には、株式への投資が一番報われてきたね。

ビットコインへの投資は、ゲームの利益合計がプラスにはならない「マイナスサムゲーム」です。

ビットコインは価格形成がフェアではない

2つ目は「価格形成がフェアではない」ということです。

このツイートにもあるように、

たった2.4%の人に、95%のビットコインが集中

しています。

つまり、この2.4%の人たちが

そろそろいい感じに上がってきたし、全部売るか~

おけ!

みたいに談合をしたりすると、一気に大暴落をする可能性をはらんでいます。

ビットコインは法整備が追い付いていないため、このような談合を規制する法律もありません。

このように、ビットコインは株式など伝統的な資産と比べて、価格形成がフェアではないことは考慮する必要がありそうです。

ビットコイン投資は「丁半博打」と変わらない

これらの性質を踏まえて、ビットコインは「丁半博打」と変わらないというのが個人的な意見です。

上がるか下がるか、50%にかける博打です。

そう思うと、ビビりのぼくには間違っても大金は投じれません。

暗号資産への投資は、ほとんど「投機」であるということは、忘れずに認識しておきたいです。

この他にも、ビットコインの投資の危険性を5つ挙げています。

ビットコインのリスクが気になる方はあわせてご覧ください。

まとめ:ビットコイン≒投機を理解する

ここまでの内容をまとめていくよ!

まとめ
  • ビットコインへ投資をした理由は3つ
    1. ブロックチェーン自体は革新的な技術だから
    2. ビットコインが主要な決済手段になる可能性があるから
    3. 投資金額の上限を決めておけば大やけどはしないから
  • ビットコイン投資で認識しておきたいこと3つ
    1. ビットコイン投資はマイナスサムゲーム
    2. ビットコインは価格形成がフェアではない
    3. ビットコイン投資は「丁半博打」と変わらない

ビットコインには無限の可能性があります。

それと同時に、まだわかっていないこと、一部の投資家の熱狂が価格上昇を支えているなど、リスクは大きいです。

大事なのは、自分の目標に見合った投資手法をとるということに尽きると思います。

ぼくのゴールは20年後なので、多額の資金をビットコインに投資することはありません。

あくまでもメイン資産は「株式」として、あと18年コツコツ続けていきたいと思います。

以下は関連記事だよ!

それでは、らくーんでした。また!

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この記事を書いた人

20代のしがない大企業サラリーマン。
経済的自由を得るために投資&ブログを開始。
入社5年目で1,000万円貯めた節約術と
ビビり投資家のリアルなポートフォリオを公開中。
好きな食べ物はカレーライス。

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