【2020ファンドオブザイヤー3位】VTをおすすめする6つの理由

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投資信託だけではなくて、ETFにも挑戦してみたい!
ETFでおすすめの銘柄は?

こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のサラリーマン投資家です。

少し投資に慣れてくると、投資信託だけではなくてETFにも挑戦してみたいという人がいるかもしれません。

そんな人には、ぜひVTへの投資をおすすめします。

今回は実際にVTに投資をしているぼくが、VTの6つの魅力を紹介していきます。

どんな人にも胸を張っておすすめできるETFですので、この記事を読み終わるころにはあなたもVTの魅力に気づくはずです!

この記事はこんな人におすすめ

  • 投資信託以外の投資に挑戦してみたい人
  • ETFに投資してみたい人
  • VTが気になる人

それではさっそく見ていきましょう!

目次

VTをおすすめする6つの理由

VTとは「バンガード トータル ワールド ストックETF」のことで、アメリカの大手資産運用会社バンガードが販売しているETFです。

全世界の約8,000銘柄に幅広く分散されており、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」という指数に連動しているインデックスファンドです。

ぼくが実際にVTに投資をしていて感じた魅力は下の図の通りです。

これからこの6つの魅力についてかみ砕いて紹介していきます!

それではひとつづつ見ていきましょう!

経費率0.08%

まずなんといっても一番のVTのおすすめポイントは、そのランニングコストの低さです。

インデックス投資においては手数料・コストを最小化させることがとても大事ですが、VTはそのコストがかなり低いです。

VTの経費率は0.08%です。

これはかなり激安です。

もっと分かりやすく説明して!

より分かりやすく説明するために、仮に10,000ドル(約100万円)をVTに投資したとしましょう。

このとき1年間を通して運用会社(バンガード)へ支払う手数料はたったの8ドル(約800円)です。

すごすぎる…!

一般的に、投資信託の信託報酬には「隠れコスト」(=目論見書には記載されないコスト)があるとされていますが、アメリカ株式市場に上場しているETFは、これらも含んだトータルコストを経費率としています。

ちなみに、ほかの代表的なETFとの経費率を比較してみましょう。

ティッカー経費率
VOO0.03%
VTI0.03%
VYM0.06%
VT0.08%
QQQ0.20%

ほかのETFも十分すぎるくらい経費率が低いですが、忘れてはならないのは『VTだけ全世界の銘柄に幅広く分散している』ということです。

全世界8,000銘柄へ分散投資ができて、なおかつこれら優秀なETFと肩を並べるくらい経費率が低いのはすばらしいです。

買付手数料無料

2つ目のVTの魅力は、買付手数料が無料ということです。

2020年5月15日より、ぼくが使用しているSBI証券ではVTの買付手数料が実質無料になりました。

通常、外国ETFを買う際は買付手数料というものが発生します。

「買付手数料」は、株を買うたびにかかる手数料ですから、取引をすればするほど手数料が発生し不利になります。

長期投資ではコストの最小化が成功のキモになるので、買付手数料無料はかなりでかいです。

ちなみに現在SBI証券では9銘柄が買付手数料無料の対象です。

このなかでVT以外におすすめするとしたら、VOO・VTIです。

これら2つは前述の通り経費率もかなり低水準なので、米国インデックスへの投資を考えている人はよい選択肢になる思います。

全世界8,000銘柄に幅広く分散

次のイチオシポイントは全世界8,000銘柄に幅広く分散されていることです。

VTの一番の売りはこの広い分散性です。

インデックス投資の基本は、

  • 長期
  • 分散
  • 低コスト

ですので、基本に忠実に従うのならばこれ以上ないファンドです。

実際に組み入れられている上位10か国を見てみましょう。

1位がアメリカで断トツの56%
次いで2位が日本で7%
3位に中国4位イギリス5位フランス…と続きます。

このように、現在の時点ではかなり米国に比重が置かれていることがわかります。

これは基準となるインデックスが「時価総額加重平均」なので、時価総額が高い企業が多い米国の銘柄が多く取り入れられているためです。

VTの良いところは、

時代が変化して米国の天下が終わっても、自動でリバランスしてくれるところ

です。

ぼくは正直、今後も米国一強がしばらく続くという意見には懐疑的です。

そのため、全世界の成長をムラなく取り込むためにも、ポートフォリオのコアにはVTを据えています。

分配金利回りが1.6%

VTはETFなので分配金が出ます。

分配金利回りは1.6%なので、お世辞にも高配当ETFとは言えませんが、分配金が雪だるま式に増えていくような楽しみがあります。

結局この分配金は資産が小さいうちはただちに再投資するので、やっていることは再投資型の投資信託と変わりありません。

しかし、やはり日々のキャッシュフローが大きくなっていく感覚というのは、「経済的自由」に近づいていくような感じがして楽しいです。

課税による分配金のロスはありますが、投資に一切の楽しみを見出さず、修行僧のように続けていくのはぼくはゴメンです。

「投資を楽しみながら、ゆるーく20年続けていく」というのがぼくの持論です!

ぼくのようなど素人投資家には、少しのご褒美はモチベーションの維持につながります。

純資産総額が約1.7兆円

VTの純資産総額は1.7兆円と桁外れです。

日本の年間の税収が約57兆円であることを考えると、いかに多額の資金がVTというファンドに流れているかが分かります。

純資産総額が大きいということは、大きくこれらのメリットがあります。

  • 繰上償還の心配がない
  • 規模のメリットにより経費率が抑えられる
  • 精神的な安心感がある

正直そこまで気にするべき数字でもないですが、純資産総額が大きいということはそれだけ多くの人が安心して資産を託しているあかしでもあります。

eMAXIS Slimでも純資産総額としては十分な水準ですので、投資信託と悩んでいる人は投資信託でも問題ないと思います。

あくまで好みの問題ですね。

1口90ドル台と買いやすい

6つ目の魅力は1口90ドル台と比較的買いやすいことです。

ぼくは一時期VTIをメインに買っていたのですが(現在はすべて売却しています)、VTIは1口200ドル以上とかなり高いです。

別にそれ自体あまり気にすることではないのですが、株数があまり増えていかない感じがしてしっくりきませんでした。

一方VTは、1口あたりの金額lが90ドル台とVTIの半分以下なので、けっこうトントン株数が増えていきます。

その数字自体にあまり意味はないのですが、株数が積み重なっていく感覚というのはけっこう楽しいです。

VTへの投資で気を付けること2つ

VTへの投資で気を付けるべきことも2つ紹介しておきます。

  • ドル転の手間が必要になる
  • 二重課税を解消するため確定申告が必要になる

外国へ投資をする関係で手間も発生してしまうので、そこに割く労力も天秤にかけたうえで投資を検討しましょう。

まとめ

ここまでの内容をまとめていくよ!

まとめ
  • VTをおすすめするポイントは6つ!
    1. 経費率0.08%
    2. 買付手数料無料
    3. 全世界8,000銘柄に幅広く分散
    4. 分配金利回りが1.6%
    5. 純資産総額が約1.7兆円
    6. 1口90ドル台と買いやすい
  • ドル転・確定申告などの手間もあることを認識しておこう!

VTは20年、30年と付き合っていける優れたファンドです。

シンプルにいいものに資産を集中させて、資産拡大をはかっていきたいですね!

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つみたてNISAにおすすめの投資信託はこちらの記事で紹介しています。

SBI証券での外国ETFの買い方を解説しています。

SBI証券でのETF買付を自動化したい方はこちらをどうぞ。

それでは、らくーんでした。また!

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この記事を書いた人

20代のしがない大企業サラリーマン。
経済的自由を得るために投資&ブログを開始。
入社5年目で1,000万円貯めた節約術と
ビビり投資家のリアルなポートフォリオを公開中。
好きな食べ物はカレーライス。

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