つみたてNISA始めたいけど、自分が続けられるか不安だなぁ…
こんにちは!らくーん(@raccoon__FIRE)です。
20代のサラリーマン投資家です。
「つみたてNISAを始めてみたい!」と思い立ったはいいものの、「自分が本当に続けられるの?」と不安に思う人は多いのではないでしょうか。
実際ぼくも1年前につみたてNISAを始めたときは、周りに相談できる人もおらずとても不安でした。
ネットを探しても教科書的な答えしか見つからず、「生の声」が聞きたいなぁと考えていたものです。
そこで今回は、超ビビりのぼくが、つみたてNISAを続けるために気を付けた4つのコツを紹介します!
できるだけ実体験に基づいて、「もっと早く知りたかった…!」と思うことを中心にお伝えしていきますよ。
この記事を読むとわかること
- ビビりでもつみたてNISAを続ける方法が分かる!
- つみたてNISAを続けるための具体的な4つのコツが分かる!
- じっくりと未来のための資産形成ができるようになる!
それではさっそく見ていきましょう!
前提:つみたてNISAはやめないことが超大事!
まず大前提として、つみたてNISAは「途中でやめないこと」が大事です。
理由は主に3つあります。
- 複利の効果を最大限受けるため
- 売買手数料で損をしないため
- そもそも初心者には「売り」のタイミングはわからない
これらの内容について、もっと深く知りたい方は別記事をご覧ください。
ここで認識してほしいことは、長期のインデックス投資において、
ということです。
つみたてNISAは「とにかく続けること」が基本スタンスになります。
人生とともに続く長い長いマラソンのようなものだと思ってください。
それでは、本題に入ります。
感想:月33,333円は意外と余裕だった
つみたてNISAを1年続けてみて、率直にどうだった?
ぼく個人の感想だけど、月33,333円は意外と余裕だったよ!
もっと早く始めておけばよかった!
つみたてNISAを1年間続けた率直な感想は、「月33,333円って、意外と余裕だな」ということです。
というのも、ぼくはもともと月30,000円ほどを貯蓄する習慣ができており、年2回のボーナスもほとんど全部使わずに、貯金に充てていたからです。
その結果、投資を始めて1年たった現在もなお、「現金490万円(87%)/株式70万円(13%)」という現金多めのアセットアロケーションです。
※2021.1.26追記
現在は「現金457万円(66%)/株式239万円(34%)」というアセットアロケーションに落ち着いています。
個人的には、ぼくと同じくらい現金が潤沢にある人は「今すぐに」つみたてNISAを始めてもまったく問題ないと思っています。
超ビビりのぼくがつみたてNISAを1年間続けた4つの方法
よーし、だったらぼくも、さっそくつみたてNISA始めるぞー!
ちょっと待って!
つみたてNISAを始めるには、必ず守るべき4つのポイントがあるんだ!
ここまで記事を読んできたあなたは、
よっしゃ、はじめたるでー!!
と、きっとやる気満々でしょう。
しかし、ちょっと落ち着いてください。
最初に説明した通り、つみたてNISAは「続けること」が何より大事です。
そして続けるためには「下準備」がとても大事になります。
ぼくが1年間続けられたのも、しっかりと下準備をしたからだと言えます。
これから、その「下準備」を4つほど紹介します。
大事なことですので、気合を入れて読んでくださいね!
「月々の貯蓄額が30,000円以上」の状態にする
下準備の1つ目は、「月々の貯蓄額が30,000円以上」の状態にするです。
毎月33,333円を積み立てていくので、最低でも30,000円は安定的に貯蓄ができていないと、正直継続は厳しいです。
もちろん、月々の貯蓄額は多ければ多いに越したことはありません。
「月30000円も貯金できねーよ!!!」という人は、まずは支出を見直すことから始めてみましょう。
の原則が基本となります。
支出の最適化については、【再現性あり】26歳サラリーマンが入社3年で500万円貯めた方法の記事で詳しく紹介しています。
投資をする前に、「まずは貯蓄の習慣を身に着けたい方」は必ず読んでください。
一般的に、
ということは覚えておきましょう。
ちなみに、具体的な方法についてもっと詳しく知りたい方は、youtuberの「両学長」の動画を見ましょう。
ポイントがスッキリとまとめられています。
月30,000円の貯蓄ができる土台が整ったら、次のステップです。
生活防衛資金を用意する
次に、生活防衛資金を用意しましょう。
生活防衛資金とは、今仕事ができなくなっても、短期間は生活できるだけの現金のことです。
具体的には、月々の生活費の6か月~2年分必要だといわれています。
生活防衛資金は長く投資を続けていくためにはとても重要です。
生活防衛資金についてしっかりと学びたい方は【初心者向け】生活防衛資金とは?いくら必要?実際の貯金額を例に解説!を読みこんでください。
生活防衛資金を準備する理由ですが、「株の値動きに動じなくなる」という心理的なメリットが一番大きいです。
「万が一自分の身になにかあっても、当面生活するだけの資金がある」と思えれば、資産の増減にそこまで敏感になりません。
実際にぼくも、資産の9割近くが現金でしたので、株価の値動きはほとんど気になりませんでした。
十分な生活防衛資金が用意できたら、ようやくつみたてNISAでの積み立て開始です。
ようやくスタートライン。
がんばろうね!
余計な情報をシャットアウトする
ここからは、つみたてNISAを始めてからの「心構え」の部分になります。
3つ目にぼくがやったことは、「余計な情報をシャットアウトすること」です。
いや、らくーんさんはTwitterやってるよね…?
というツッコミが入りそうですが、いったんそれは置いておきましょう。笑
先日、あるインデックス投資家の方がこうつぶやいていました。
ぼくもこの意見に完全同意です。
Twitterをやっていると、ついあれこれと情報が入ってきて「自分が本当に正しい投資をしているのだろうか…?」と不安になる瞬間があります。
他の人の投資方法を知ることは単純に勉強にもなりますし、自分にプラスに働くこともあります。
しかし、多くの場合その情報は本質から外れた「ノイズ」にすぎません。
ぼくはインデックス投資に関連した書籍を10冊以上読み、「S&P500」という指標を自分なりに分析してみて、決められたルールに従いさえすれば、今後資産を増やせる可能性が高いと考えています。
皆さん十分理解しているとは思いますが、「投資は自己責任」というのが大原則です。
周囲の人の投資手法を勉強するのはよいことですが、結局そのツケを払うのは自分自身です。
人の投資手法については、参考程度にとどめるのが吉でしょう。
そして、周りの人に惑わされず、淡々と自分が決めたルールを守って継続していきましょう。
自分の「心のお守り」を見つける
4つ目は、「自分の心のお守りを見つける」です。
先ほどの内容とも関連しますが、つみたてNISAを続けていると、どこかで必ず
ほんとにこれであってるのかな…?
と思うタイミングが訪れます。
そこで大事なのが、「自分の心のよりどころになるデータや考え」いわば「心のお守り」を見つけることです。
たとえばぼくであれば、自分の投資法に疑問を抱いたときや、含み損が大幅に増加したとき、水瀬ケンイチ氏の『お金は寝かせて増やしなさい』という本に立ち返ります。
この本には、つい資産を売りたくなった時に、それを我慢して続けるための「極意」が惜しげもなく紹介されています。
また、「なぜインデックス投資が長期的にはリターンを生むか」という根拠の部分も丁寧に解説されています。
目的を見失いそうになったときに、「なぜ自分はこの手法で投資しているか」を再び腹落ちさせる必要があります。
パニックになったときほど、冷静に過去の自分を振り返ることが大事です。
自分が原点に立ち返るための、「心のお守り」を必ず1つは持ちましょう。
まとめ
以上4つのルールを紹介してきました!
これらのルールを忠実に守りさえすれば、そうそう「つみたてNISAをやめてしまう」という事態にはならないと思います。
逆にいえば、これら4つはシンプルですが非常に大事なルールだと思います。
念のため、内容をもう一度おさらいしていきましょう!
ここまでの内容をおさらいしていくよ!
- つみたてNISAはやめないことが超大事!
- つみたてNISAは下準備さえできていれば怖がらなくていい!
- 必要な下準備は4つ!
- 月30,000以上の黒字家計
- 生活防衛資金
- 情報のシャットアウト
- 心のお守り
「下準備」をしっかりとして、つみたてNISAで効率的に資産を拡大させていきましょう!
以下は関連記事だよ!
つみたてNISAに少し慣れてきた人は、SBI証券でETFに挑戦してもいいかもしれません。
自分のアセットアロケーションのリスク・リターンについて知りたい方はこちらをどうぞ。
それでは、らくーんでした。また!